最優秀賞      植田 有紀・徳原 加奈  
 
 テーマ    縁側のある家
 
二人で住むことを想定したマンションの提案。
マンションの中心には縦横に伸びた縁側があり、
マンション全体をつないでいる。
内に向いた縁側により人の視線が交差し、自然
と住人のコミュニケーションを促す。
また、個々の部屋とリビングに多様な仕切り方が
できる戸を設けることによって生活に合わせた
空間を作ることができる。
 
 
 
 
 
   
         優秀賞        吉村 大輔  
 
 テーマ   「  」(かぎかっこ)のある住まい
 
限られたマンション空間の中で広い空間を感じたい
部屋のどこに居ても相手の気配を感じていたい
普段何気なく生活していく中で、そうしたことが
自然と感じられるような住まいを提案します。
 
この部屋には、部屋の真ん中にかぎかっこの
かたちをした壁が天井から吊るされています。
それは床上700mmの高さでそれぞれの空間を
緩やかに分節し、それより下はまるで大きな
ワンルームのように空間が繋がっています。
リビングに敷かれた柔らかなカーペットの上に
ごろんと寝そべったとき、その視線の先には書斎
仕事をしている、キッチンで御飯をつくって
いるパートナーの姿がちらりと覗きます。
 
互いに適度な距離感を保ちつつ住まいの中では
繋がっている、そんな新しい住空間です。
   
         優秀賞         銭 欣  
 
 テーマ    人と猫の共生住宅
 
人と猫が共に生活する場所
 
人と動物との共生がより身近となっている。

一人暮らしだからこそ、ペットと暮らすこと

を望む人も多い。
この空間は一般的な「ペット可」の住宅でなく、
猫と人、両者の為の快適な住宅です。
 
 
 
 
 
   
   
   
         審査風景  
 
 審査委員
 
  委員長    西濱 浩次 
  株式会社 コンパス建築工房
          
  委員      柏原 成治
  株式会社 住友建築設計事務所
        
  委員      松本 彰人
  株式会社 松本空間工房